ランチ

下北沢ランチでここは絶対外せない!有名人も通うローカル町中華

ども!はまです。

今回は、下北沢に来たら絶対にはずせない町中華 珉亭(みん亭)を紹介します!

下北沢にはローカルの人だけでなく、アーティストや俳優の卵といった夢追い人、お洒落なカフェや古着を目的に足を運ぶ人など、多種多様な人種が集まります。

下北沢に行く理由はみなさんそれぞれ。

それでも初めて下北沢の地に降り立った人は、とりあえず珉亭(みん亭)に行きましょう。

下北沢の食の入り口と言っても過言ではない、伝説のお店です。

ということでさっそく紹介したいと思います!

珉亭(みん亭)ってどんなお店?

下北沢の駅から徒歩5分のところにあるお世辞にもきれいとは言えない外観のお店です。

しかも外から中の様子が見えないし、外に飾ってある料理ディスプレイもきったない。

ってゆうか絶対数十年、料理ディスプレイ変えてない&掃除してない(と思う)。

でも、ひっきりなしに人は出入りしている・・・。

しかも若者だけでなく、小さい子供を連れたファミリーまでも・・・。

周りはお洒落なお店が立ち並んでいるのにこの一角だけが放つ独特な存在感。

一瞬、異世界に連れてこられたような感覚に陥りますが、人気店なのは間違いなさそうな雰囲気が出ています。

店の暖簾には「世界で3番目にうまい」と書いてあり、

1番うまいもの あなたのオフクロの味
2番目は おやじのスネの味
3番目は 珉亭のソバの味

だそうです。

せめて2番目!!

お店の基本情報はこちら。
■店名:珉亭(みん亭)
■住所:東京都世田谷区北沢2-8-8
■TEL:03-3466-7355
■営業時間:火~日 11:30~23:30
■定休日:月曜(祝日の場合翌日)

店内は1階と2階があり、キャパとしては意外にあります。

1階はテーブル席とカウンターで20席ぐらい。2階が広く、その倍の40席ぐらいの座敷があります。

でも並びます。

時間帯によっては10~20組程度並んでいますが、キャパが60席程度あって回転率も早いので10-20分ぐらいで入れます。

店内で特徴的なのは、厨房と2階の座敷を結ぶ料理用エレベーターがあること。

2階に常時おばちゃんがいて、1階の厨房で料理ができたらエレベーターでひとっ飛び。

店員さんの1階と2階の行き来がなく効率的に料理が運べるので超便利。

今はあんまり見ないシステムかもしれません。

有名人、芸能人のファンも多い

1階、2階に本当に数多くのサイン色紙があります。

立ち込める油や湯気で茶色くなってしまっている色紙もありますが、わかるものだけでも林家木久蔵、楳図かずお、忌野清志郎、さまーず、野性爆弾、白竜などなど、文化人・歌手・芸人さん関係なく、多くの有名人が来訪していることがわかります。

テレビ番組では、孤独のグルメ、モヤモヤさまぁ〜ず2、きたなシュラン、嵐にしやがれ、人生最高レストラン、アド街、有吉くんの正直さんぽ、など取り上げられた番組は数知れず。

訪れた番組自体も超ビッグネーム。

他にも有名な話ですが、テレビドラマ「孤独のグルメ」で主人公の井之頭五郎役を務める松重豊さんや現在、ザ・クロマニヨンズのボーカリストを務める甲本ヒロトさんなど今をときめくスター達も珉亭で働いていた時期があったそうです。

そんな松重さんが「孤独のグルメ」で珉亭を訪れるんですよね。

なので、もちろん松重さんのサイン色紙もあります。

「ここから出発しました」という一筆を添えて。

粋ですよね。

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初訪はとりあえず「ラーチャン」を頼んでおきましょう

店内に入ると、ザ・町の中華屋さんのような赤テーブルと赤い回転イスがあります。

厨房は、テーブルからも全体が見渡せる形になっていて、3つのどでかい中華鍋が常時フル稼働しています。

メニューは町中華らしく、20種類程度あるのですが、初めて珉亭を訪れた際は、「ラーチャン」をオススメします。

珉亭の代表看板メニューは「江戸っ子ラーメン」なのですが、それにチャーハンがついたセットが「ラーチャン」です。

炭水化物with炭水化物。

お値段は850円でラーメンかチャーハンのどちらかを+100円で普通盛りに変更可能。

どちらかを普通盛りにするとまぁまぁの量なのでがっつり食いたいひとは変更をオススメします。

なぜ、ラーチャンをオススメするかというと、チャーハンがピンクだから。

えー・・・。

まずそう。

って思った人、いますよね?

なぜ、チャーハンがピンク色をしているかというと、食紅で煮込んだチャーシューを使っており、調理中にその色が料理全体に行き渡っているためです。

味はザ・チャーハン。きちんとパサパサしていて美味しい。

ラーメンは鶏ガラベース。

チャーシュー、ほうれん草、ねぎ、海苔が入っているシンプルな作り。

細麺であっさりしていて、クリアなスープなのでゴクゴク飲めてしまう・・・。

あと、一見キムチみたいだけどキムチじゃないお漬物。

料理を注文するとまず最初に出てくるのですが、これが超激うま。

正直一番好き。タッパーで持ち帰りたい。

ラーチャン以外の注文でもついてきますが、別途で注文も可能。

「辣白菜(ラーパーツァイ)」というメニューで400円。

個別で頼むと、メニューについてくる2、3倍の量が出てきます。

辛味もあり、甘みもあり、ラー油とにんにくが効いていて、途中、ラーメンに入れて味変してもいいですし、ビールのつまみとしても全然いけます。

おわりに

珉亭の創業は遡ること1964年。

アジア初のオリンピックとなる東京オリンピックが日本で開催された年に珉亭は産声をあげました。

下北沢の街は、再開発計画に伴い、駅周辺やテナントに入るお店を含め、街全体の雰囲気が少しずつ変わりつつあります。

そんな中で、50年以上もの間、下北沢の地で愛され続けている珉亭。

ローカルの人だけでなく、夢追い人や著名人など、多くの人が珉亭に魅了されたことでしょう。

料理は町中華の最高峰。抜群にうまいです。

珉亭の変わらない良さ、変わらない風景、変わらない味を、是非、堪能してみてください!